鳩の駆除は市役所・保健所に頼める?行政の対応と鳩への対策方法
2023.05.10更新
ハト対策の専門家が丁寧に教えます!
「鳩がベランダにきている…」
「鳩の駆除って市役所とかに頼めるのかな?」
「どうやって駆除すればいいんだろう」
こんにちは!「みんなのハト対策屋さん」の遠藤です。
鳩の被害に悩まされている方の中には、役所や保健所といった行政機関に駆除を頼むか検討している方がいるかもしれません。
行政だし対応してくれるでしょ!と考えるかと思いますが、実は役所などでは基本的に駆除してもらえないんです…!
これは鳩が鳥獣保護法という法律で保護されており、行政とはいえうかつには駆除できないため。
あくまでアドバイス程度しかしてもらえない可能性もあるんですね。
この記事では鳩の駆除を市役所に頼んだ時の対応や、今後行うべき鳩の駆除方法についてご紹介します!
できるだけわかりやすくご説明しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
あなたのお悩み解決の手助けになれば幸いです。
それでは参りましょう!
※「いますぐ駆除したい!」そんな方は「みんなのハト対策屋さん」にお任せください!
鳩専門のプロがお家にお伺いし、スムーズに駆除作業を行わせていただきます。
鳩の駆除は市役所・保健所ではしてもらえない
先ほどもご紹介したように、市役所などに相談しても鳩の駆除をしてもらえないんです!
これは「鳥獣保護法」という法律によって、鳩が保護されているから。
(参考:鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律 | e-Gov法令検索)
この法律により許可のない捕獲や駆除は禁止されており、違反してしまうと1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられるんです。
またこれは卵やヒナも同様で、勝手に移動させてしまうと法律違反となってしまいます。
この法律は市役所や保健所も例外ではないため、基本的には駆除してもらえないというわけです。
ですので鳩の駆除を相談すると、以下の対応を取られることが多いんですね。
- 自分で鳩を駆除するときのアドバイス
- 捕獲許可の申請に関する説明
それぞれ詳しくご説明します!
自分で鳩を駆除・対策するときのアドバイス
まずは自分で鳩を駆除・対策する際の、方法や注意点などをアドバイスしてくれます。
仮に窓口や電話で相談してアドバイスをもらえなかったとしても、自治体のサイトを探すと鳩の駆除の手順や注意点といった情報が載っているんです!
例
また自治体によっては、鳩専門の業者を紹介してもらえます。
ですので駆除をしてもらえなかったとしても、駆除や対策をするまでの流れを説明してもらえる可能性があるというわけです。
捕獲許可の申請に関する説明
鳩をご自分で捕獲・駆除する場合は、役所に申請し許可をもらう必要があります。
これは先ほどご紹介した鳥獣保護法で、無許可での捕獲などを禁止されているから。
役所などに駆除の相談をした場合は、この捕獲許可の申請に必要な書類や、手続きの流れなどを説明してもらえることが多いんです。
ただこの説明はすべての自治体でしてもらえるわけではありません。
ですので後ほど申請の手順についてご説明しますね!
役所などの対応を確認する方法
役所には数多くの部署があるため、どこに相談すればいいのかわからない方が多いかと思います。
多くの場合は自然・環境・動物に関する部署で対応してもらえますが、自治体ごとに部署の名称はバラバラです。
ですのでまずは「鳩 〇〇市」「鳩よけ 〇〇町」などで検索し、自治体で鳩駆除をしてもらえるか確認しましょう!
もし検索しても出てこない場合は、自治体がページを作っていないかもしれません。
さらにページを見ても情報がそこまで載っていない可能性もあります。
この場合は、役所に直接問い合わせましょう。
参考までにいくつかの主要な自治体の問い合わせ窓口をご紹介します。
自治体 | 窓口名 | 連絡先 |
札幌市 | 環境局環境都市推進部環境共生担当課 | 011-211-2879 |
仙台市 | 総合支所まちづくり推進課 | 022-392-2111 |
東京都 | 環境局自然環境部計画課鳥獣保護管理担当 | 035-388-3505 |
横浜市 | 環境創造局公園緑地部動物園課 | 045-671-3448 |
名古屋市 | 緑政土木局都市農業課生産振興係 | 052-972-2499 |
大阪市 | 健康局健康推進部生活衛生課乳肉衛生・動物管理グループ | 066-978-7710 |
京都市 | 産業観光局農林振興室農林企画課 | 075-222-3351 |
神戸市 | 神戸市鳥獣相談ダイヤル | 078-333-4408 |
広島市 | 経済観光局農林水産部農林整備課 | 082-504-2249 |
福岡市 | 農林水産局総務農林部森林・林政課 | 092-711-4846 |
窓口がわからない場合は、自然や環境・動物といった文言が入っている部署を探して連絡してみてくださいね。
さてここまで、鳩駆除に関する役所の対応についてご紹介してきました。
基本的に鳩の駆除は、役所ではしてもらえません。
ですのでもしあなたのお家に鳩が住み着いている場合は、自分で駆除・対策するか専門業者に依頼してもらう必要があります。
この後詳しくご説明しますね!
なお「みんなのハト対策屋さん」では全国で鳩の駆除を行っております。
70,000件以上の施工実績をもとに、確実な駆除を実施いたします。
お悩みの方はお気軽にご相談くださいね。
鳩を駆除する2つの選択肢
役所などで駆除してもらえない場合は、ご自分で駆除するか専門業者に駆除してもらうしかありません。
それぞれ違いがございますので、詳しくご説明しますね。
自分で駆除する
ここからはご自分で駆除する場合の方法や流れをご紹介します。
自分で鳩を駆除する場合は、鳥獣保護法との兼ね合いからまず「役所への申請」が必要です。
役所での申請方法
役所に申請する際は、以下の流れで進めます。
- 必要書類の提出
- 役所での審査
- 許可証の発行
詳しくご説明しますね。
①必要書類の提出
まずは申請な書類を提出しましょう!
書類の名称・種類は自治体によって違いますが、主に以下の書類が必要ですよ。
- 許可申請書
- 従事者名簿(複数人で捕獲をする場合のみ必要)
- 被害状況調査書
- 捕獲実施計画書
- 捕獲報告書
(参考:野生鳥獣の捕獲について|東京都環境局)
書類は自治体サイトから書類をダウンロードして印刷していくか、担当窓口まで向かい書類をもらいましょう!
なお提出先の窓口もしっかりと確認してくださいね。
②役所での審査
書類を提出すると、捕獲許可を出すかどうかの審査が行われます。
必ず許可が出るわけではないんですね。
審査では環境大臣または都道府県知事が定めた基準をもとに、判断します。
なお審査の項目は多くの種類があるんです。
- 申請者
- 捕獲する鳥獣の種類
- 捕獲する頭数
- 捕獲の方法 etc
実は申請者が狩猟免許を持っていないと、審査に落ちる可能性が高いです。
ですのでたくさんの書類を提出したとしても、必ず捕獲できるとは限らないんですね…。
③許可証の発行
審査に通れば役所から許可証が発行されます!
許可証は捕獲作業中に携行する義務があるため、なくさないでくださいね。
さらに捕獲が完了した後は、窓口に結果報告をする義務があります。
(参考:捕獲許可制度の概要 || 野生鳥獣の保護及び管理[環境省])
さてここまで、捕獲に必要な役所への申請についてご説明しました。
では次に捕獲する手順をご紹介しますね。
鳩を捕獲・駆除する方法
鳩の捕獲するには「箱わな」を使いましょう。
箱わなは軽量で丈夫ですし、鳩を傷つけずに捕獲できるんです。
捕獲する際は以下の手順で行います。
- 本体を組み立てる
- わなの中にエサと水を入れる
- 鳩がくる箇所に捕獲器を設置する
なおエサはお米・パン耳などでOK。
そして鳩を捕獲したあとは、いずれかの方法で鳩を処分をする必要があります。
- 少し離れたところで放す
- 保健所・専門業者に相談し持ち込む
- 鳩をゴミ袋に入れ、炭酸ガスや窒素ガスを吸引させる
- 罠ごと水に沈める
必ず殺処分する必要はありませんし、精神的につらい作業ですので上から2つの方法がオススメ。
ちなみに殺処分する場合は、死骸も同様に処分しなければいけません。
ゴミ焼却施設に持ち込むか、お家・農耕地・水源地から遠い場所の地中深く埋めましょう。
なお処分法は申請した方の自由ですが、申請時に窓口でどう処分すべきか相談するのもオススメです!
さてここまで鳩の捕獲方法を中心に説明してきました。
以下の記事でも捕獲について詳しくご説明しておりますので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。
鳩の捕獲には必ず許可が必要!確認すべき鳥獣保護法と捕獲の方法
鳩をご自分で駆除する場合、申請や捕獲・処分作業などかなり面倒ですよね…。
「自分でできるか不安」「面倒だな」と思った方もいるかと思います。
そんな方は専門業者に駆除してもらうのもいいでしょう!
専門業者に駆除してもらう
専門業者に駆除してもらう場合は、先ほどの申請や駆除作業など面倒な作業が一切いりません。
さらに専門的な知識をもとに作業してもらえますので、より高い効果を期待できるんですね!
「面倒なことはしたくない」
「すぐに駆除したい」
という方は、鳩駆除の専門業者に頼むのがオススメです。
なお業者を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしてください。
- 全国で対応しているか
- 見積もり作業は無料か
- 追加料金はないか
- 実績はあるか
- アフターフォローはあるか
この点を確認して選べば、業者選びに失敗する可能性をできるだけ低くできます。
なお「みんなのハト対策屋さん」では、これらの点をすべてクリアしています!
数多くの鳩駆除をしてきたプロの作業員がお伺いし、スムーズに作業させていただきますので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。
ご自分でできる&申請がいらない!鳩の対策法
ここまで鳩の駆除に関する方法をご説明してきましたが、鳩を捕獲せずに追い払うような対策法もあります。
これであればご自分でもある程度できますし、役所への申請がいりませんので、より気軽にチャレンジしていただけるかもしれません。
この対策法では、以下のような専用の鳩よけグッズを使います。
- ワイヤー
- スパイク
- 忌避剤
- 鳩よけネット
ワイヤーとスパイクは、手すりなどに設置することで物理的に鳩の侵入を防ぐものです。
鳩が止まれなくなることで嫌悪感を憶えさせ、鳩を追い出します。
忌避剤は鳩が嫌う匂いを発するグッズです。
設置するだけで匂いのバリアを張り、鳩が近づけないようにできるんですね。
また鳩よけネットはベランダ全体を覆うように設置することで、鳩が侵入できるすき間を完全になくすもの。
設置はかなり難しいですが、より高い鳩よけ効果を期待できるんです。
これらのような対策グッズを使うことで、捕獲せずとも鳩よけできます!
以下の記事で詳しく説明していますので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。
鳩よけ・鳩対策したい方必見!プロが選ぶ本当に効果がある対策グッズ
さてここまで捕獲しない鳩よけの方法をご説明してきました。
ご紹介した対策グッズはもちろん鳩への効果があるものの、確実に効果があるわけではありません…。
さらにご自分でやるのは面倒ですし、設置を間違えれば鳩よけできなかったり、鳩を傷つけたりすることも。
ですので鳩を撃退する場合は専門業者に依頼するのがオススメです!
「みんなのハト対策屋さん」でも鳩よけを行っております
「みんなのハト対策屋さん」なら70,000件以上の対策実績をもとに、鳩の駆除をスムーズに行わせていただきます。
全国各地で対応していますのでお急ぎの方にもオススメです!
また駆除後には、二度と鳩に悩まされないよう侵入防止の対策も可能。
こちらは実際に「みんなのハト対策屋さん」にご依頼いただいたお客様のお宅で、鳩よけネットを設置している最中の写真です。
基本的にお客様のご要望通り施工させていただきます。
一方で生活スタイルや、メンテナンスできるかなどをお伺いした上で、プロの視点からのご提案をさせていただくことも。
親身になって対応させていただきますので、気になる方はお気軽にご相談くださいね!
まとめ
ここまで鳩の駆除と役所の対応などについて詳しくご説明しました。
残念ながら役所などでは駆除はしてもらえず、ご自分でどうにかするしかございません…。
もし自分で駆除できるか不安な方は「みんなのハト対策屋さん」にお任せください!
365日年中無休で対応しておりますので、お急ぎの方でもオススメです。
以上、「みんなのハト対策屋さん」の遠藤でした!
あなたのお悩みが解決できることを祈っています。
この記事を監修したハト対策の専門家
遠藤とおる
鳩の駆除は市役所・保健所では基本的にしてもらえません。ただ対策の手順・専門業者の連絡先などを紹介してくれるところも多いです。もし不安な方は、一度相談してみてもいいかもしれません。