鳩の捕獲には必ず許可が必要!確認すべき鳥獣保護法と捕獲の方法
2024.03.28更新
ハト対策の専門家が丁寧に教えます!
「家に鳩が住み着いて迷惑…!」
「鳩を捕獲して追い出すのもありかも」
「そもそも鳩って捕獲していいの?」
あなたは今、こんな悩みを抱えてはいませんか?
こんにちは!「みんなのハト対策屋さん」の遠藤です。
ベランダなどに鳩が頻繁にくる、もしくは住み着かれているととても迷惑ですよね…。
フンや鳴き声に悩まされている方は多いのではないでしょうか?
もし鳩でお悩みの場合、解決策のひとつとして捕獲があります。
実際ネットでも捕獲器が売られていることが多いので、鳩対策のグッズを探している方はもしかすると見たことがあるかもしれません。
ただ鳩の捕獲は、許可なくすると違法行為になってしまいます。
場合によっては刑罰が科されてしまう可能性もあるんです…!
ですのでこの記事では、鳩の捕獲に関連する法律や捕獲の方法についてご紹介します。
さらに捕獲以外の対策法もご説明しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
あなたのお悩み解決の参考になれば幸いです。
それでは参りましょう。
※「今すぐ鳩をどうにかしたい」そんな方はみんなのハト対策屋さんにお任せください!
70,000件以上の対策実績があるプロの作業員がお伺いし、スムーズに鳩よけいたします。
鳩の勝手な捕獲は「鳥獣保護法」で禁止されています!
まず大前提として、鳩や卵を捕獲したり傷つけたりすることは「鳥獣保護法(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)」という法律によって禁じられています。
さらにヒナや卵を移動することもNG。
ですので勝手に許可なく鳩を捕獲したり、ケガをさせたりした場合は法律違反となってしまうんです…。
この法律に違反した場合は100万円以下の罰金もしくは1年以下の懲役を科せられてしまいます。
(参考:鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律 | e-Gov法令検索)
いくら鳩に悩まされてイライラしたとしても、むやみに手を出してはいけませんよ!
さてここまで、捕獲に関連する鳥獣保護法についてご説明していきました。
鳩の捕獲は基本的に許可なしで行ってはいけないとお分かりいただけたかと思います。
では実際に捕獲する場合は、どんな手順で進めればいいのでしょうか?
鳩の捕獲に必要なこと&捕獲方法
先ほどもお伝えしたように、勝手に捕獲するのはNGです。
そのため捕獲するには、役所で許可をもらう必要があります!
鳩を捕獲するには「役所への申請」が必須
役所へ捕獲許可の申請をする場合は、次の流れで作業を進めます。
- 必要書類の提出
- 役所での審査
- 許可証の発行
①必要書類の提出
まずは役所に書類を提出しましょう!
必要な書類の名前・種類は自治体によって違いますが、おおむね以下の書類が必要です。
- 許可申請書
- 従事者名簿(複数人で捕獲をする場合のみ必要)
- 被害状況調査書
- 捕獲実施計画書
- 捕獲報告書
(参考:野生鳥獣の捕獲について|東京都環境局)
書類は自治体のサイトから書類をダウンロードし印刷するか、担当窓口でもらいましょう!
なお提出先は自治体によって違いますので、お住まいの自治体ではどの窓口に提出すべきかをしっかりと確認してくださいね。
②役所での審査
書類を提出すると、捕獲許可を出すかの審査が行われます。
もちろん審査が適当だったり、ほぼ自動的に許可が出たりするわけではありません!
この審査では環境大臣または都道府県知事が定めた基準をもとに、許可するかを決めます。
さらに審査の項目は、次のように多くの種類があるんです。
- 申請者
- 捕獲する鳥獣の種類
- 捕獲する頭数
- 捕獲の方法 etc
「たくさん書類などを揃えて提出したし、許可がもらえるはず」と思っている方も多いかと思います。
ただ申請者は原則として狩猟免許を持っていないと、審査に落ちる可能性が高いです。
ですのでたくさんの書類を提出したとしても、必ず捕獲できるとは限らないんですね…。
③許可証の発行
審査に合格すれば、役所から許可証が発行されます!
許可証は捕獲作業中に携行する義務があるため、紛失しないようにしましょう。
さらに捕獲が完了した後は、結果報告の義務があります。
(参考:捕獲許可制度の概要 || 野生鳥獣の保護及び管理[環境省])
さてここまで、捕獲に必要な役所への申請についてご説明しました。
申請には用意すべき書類が多く、そもそも捕獲の許可がもらえるのかもわかりません。
ですので捕獲はせず、専門業者にお任せするのがオススメなんです!
「みんなのハト対策屋さん」ではプロの作業員がお伺いし、被害状況に合わせて最適な対策をさせていただきますよ。
気になる方はぜひチェックしてくださいね。
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鳩を捕獲する方法
自治体からの許可を得られたら、いよいよ鳩を捕獲します!
お一人でできる捕獲方法は主に、次の種類があります。
- 手掴み
- 箱わな(捕獲器)
また鳩を捕まえる時は、手袋・マスク・ゴーグルを身につけましょう。
鳩はカラダに病原菌や寄生虫を持っているため、しっかりと防護することが大事なんですね!
詳しくご説明しますね。
手掴み
いちばんシンプルかつお金もかからないのが、手掴みで捕獲する方法です。
エサ(米・パン耳など)を撒いた後に隠れて、近づいてきた鳩をすぐに捕まえます!
なお以下の状況の鳩なら、よりカンタンに捕まえられるんですね。
- 雨など天気が悪い
- 悪天候の続いた翌日
どちらの場合でも鳩が十分にエサを食べていない可能性が高く、動きが鈍くなっているんです!
ここまで手掴みでの捕獲法を説明しましたが、正直この方法は野生の鳩相手にはあまり通用しないことが多いんです。
そのため基本的には次にご紹介する、箱わなを使うのがオススメ。
箱わな(捕獲器)
鳩の捕獲で一般的なものが、箱わなを使う方法。
「どこで売っているの?」と不安になる方もいるかもしれませんが、Amazonや楽天といった通販サイトでも販売されていますので、意外と入手しやすいんです。
このような箱わなは軽量で丈夫ですし、鳩を傷つけずに捕獲できます!
箱わなでの捕獲方法は以下の通り。
- 本体を組み立てる
- わなの中にエサと水を入れる
- 鳩がくる箇所に捕獲器を設置する
なおエサはお米やパン耳などでOK。
この手順通りに設置すれば、鳩を捕獲できるはずです!
鳩を捕獲したら処分が必要
鳩を捕獲した場合は、以下のように処分をする必要があります。
- 少し離れたところで放す
- 保健所・専門業者に相談し持ち込む
- 鳩をゴミ袋に入れ、炭酸ガスや窒素ガスを吸引させる
- 罠ごと水に沈める
必ずしも殺処分する必要はありませんし、精神的につらい作業ですので1・2の処分をするのがいいでしょう。
もし殺処分する場合は、死骸も処分する必要があります。
ゴミ焼却施設に持ち込むか、家・農地・水源地から遠い場所に地中深く埋めましょう。
なお基本的にどう処分するかは申請した方の自由ですが、申請時に担当窓口でどう処分すべきか相談するのがオススメです!
ここまで鳩の捕獲方法を中心に説明してきました。
こうやって見ていくと、捕獲の申請も実際の作業もかなり面倒であることがわかります。
このように難しい捕獲よりも、対策グッズを使って鳩を撃退するのがオススメです。
鳩を捕獲せずに撃退する方法
鳥獣保護法にも抵触しない鳩よけグッズには、いくつかの種類があります。
- ワイヤー
- スパイク
- 忌避剤
- 鳩よけネット
ワイヤーとスパイクは、手すりなどに設置することで物理的に鳩の侵入を防ぐもの。
また忌避剤は鳩が嫌う匂いを発するグッズです。
設置するだけでベランダに匂いのバリアを張り、鳩を撃退できます。
鳩よけネットはベランダ全体を覆うように設置することで、鳩が侵入できるすき間を完全になくすもの。
これらのような対策グッズを使うことで、捕獲せずとも鳩よけできます!
以下の記事で詳しく説明していますので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。
鳩よけ・鳩対策したい方必見!プロが選ぶ本当に効果がある対策グッズ
さてここまで捕獲しない鳩よけの方法をご説明してきました。
ご紹介した対策グッズはもちろん鳩への効果があるものの、実は確実に効果があるわけではありません…。
さらにご自分でやるのは面倒ですし、設置を間違えたりすれば鳩を傷つけてしまう恐れがあります。
ですので鳩を撃退する場合は、専門業者に依頼するのがベストなんです!
鳩対策の専門業者の選び方
鳩の専門業者であれば専門知識をもとに、被害状況に応じた鳩対策をしてもらえます。
そんな鳩専門業者に頼みたい!という方は、以下の基準で選んでみることをオススメします。
- 施工実績は豊富か
- 相談・見積もりは無料か
- 見積もりを出してきちんと説明してもらえるか
- 追加料金はないか
- アフターフォローはあるか
この基準で選べば、失敗せずに業者を選べるはずです!
ぜひ参考にしてくださいね。
なお「みんなのハト対策屋さん」ではこちらの基準を全てクリアしています。
70,000件以上の施工実績をもとに、プロの作業員がスムーズかつ確実に対策させていただきます!
気になる方はぜひチェックしてくださいね。
まとめ
この記事では鳩の捕獲について詳しくご説明しました。
捕獲するには基本的に行政からの許可を得る必要があります。
ですのでご紹介した内容をもとに、書類を用意して申請・捕獲にチャレンジしてみてくださいね!
なお鳩よけを完璧にしたい方は、「みんなのハト対策屋さん」にお任せください!
365日年中無休で対応しておりますので、お急ぎの方でもオススメです。
以上、「みんなのハト対策屋さん」の遠藤でした!
あなたのお悩みが解決できることを祈っています。