ハトがうちのベランダで卵を生みました。どうしたらいいですか?
神奈川県 M.K様ハトの卵への対応に困っています。
1週間ぶりにベランダに出たら、ハトがバタバタ〜ッ!
ふとハトがいた場所を見ると、ハトの卵がありました。
ハトの卵って捨てたり移動したりしてもいいのでしょうか?
それとも、このままヒナが生まれて巣立つのを待つ?
いったいどうしたらいいでしょうか?
ハトの卵は傷つけてはダメ。巣立つのを待つか、自治体や専門業者に相談をしましょう。

こんにちは。
みんなのハト対策屋さんの、遠藤です。
ハトの卵、いつのまにかあってビックリしますよね。
ハトにこれ以上いられても困るし、卵を捨てたい…とお思いかもしれませんが、それはできないんです。
ハトの卵を見つけたら、そぉっとしておいて!
実は、ハトは鳥獣保護法によってまもられている生き物で、許可なく傷つけることは禁止されているため、ハトの卵を捨てることはできません。
卵の移動ならいいかな、と思いますが、これも親鳥が卵を見捨てる行為につながりますので、移動もNGです。
したがって、ハトの卵を見つけたときには、
- そのままヒナが生まれて巣立つのを待つ
- 自治体や専門業者に相談をする
の2択になります。
ハトの卵は、卵が産まれてから15〜20日程でかえります。
ヒナが生まれる前に卵をどうにかしたい!という方は、早めに専門業者へ相談しましょう。
自治体でも相談は受け付けていますが、どうしても対応に時間がかかる場合がありますので、お急ぎの方は専門業者へ!
ハトの巣立ちを見守るリスクってあるの?
「せっかくだから、巣立ちまで見守ろうかな」と思う方もいらっしゃいますよね。
生き物の誕生から独り立ちまで、感動的なストーリーを目の当たりにできるかもしれません。
その反面、ハトの巣立ちを見守ることによって発生するリスクもありますので、しっかりと理解した上で見守ってあげましょう。
フン害、騒音などのハト被害
ハトを見守る上で一番たいへんなのが、フン害や騒音などのハト被害。
ハトのフンには様々な病原菌が含まれています。
病原菌を吸い込むことによって、クリプトコッカス症やニューカッスル病などの感染症にかかる恐れがあります。
また、ハトが子育てをするということは、ベランダがハトのおうちですので、1日中ハトは好きなときに帰ってきます。
ハトの羽音や鳴き声が、昼だけではなく夜や朝方にもするので、うるさくて眠れない…といったこともあるかも。
フン害や騒音は、あなたの家だけでの問題ではありません。
近隣住民の方にも関わる問題ですので、十分にお気をつけくださいね。
ハトの定住、ハトはいつになってもやってくる
ハトは、とても帰巣本能が高い生き物なので、一度住みつくとその場所にずっと帰ってきます。
加えて、一度ヒナが巣立った場所は安全とみなされ、ハトがより住みつきやすくなるのです。
巣立ちを見守ることで、あなたの家のベランダにハトが永住…といった可能性が高くなります。
また、巣立ったヒナが新たに巣を作る可能性もあり、気づいたらハトだらけなんてことにも…。
ハトがもう来ないようにするには、根気のいる対策が必要になりますので、巣立ちを見守ると決めたらその後のハトとのバトルも覚悟してください。
ハトに出ていってもらうにはハト対策が必須
先に言ったとおり、ハトは一度住みつくとその場所にずっと帰ってきます。
もしハトにベランダから出ていってほしい、これ以上いてほしくない、という場合には、ハトを寄せつけないよう対策が必要です。
ただし、ハト対策は長期戦。
すぐにハトが来なくなる、というのは難しいですから、根気強く対策していきましょう。
ハト対策は以下のようなものがあります。
- ベランダは常にキレイにして余計なものをおかない
- 卵を産まれないよう巣(小枝の集まり)を見つけたらすぐに片付ける
- ハトはフンのにおいにつられてくるので、フンは必ず掃除する
- ハト対策グッズを使用する
詳しい対策方法については、こちらの記事で解説していますので、よかったらあわせてご覧ください。
卵への対応はプロにおまかせを!
いかがでしたでしょうか?
ハトは法律でまもられている生き物ですので、卵は捨てたり移動したりしないようにしましょう。
巣立ちを見守るのはリスクもありますので、「巣立ちを見守るのはちょっとな…」という方は、自治体や専門業者に相談しましょう。お急ぎの方は、専門業者に相談するといいですよ。
みんなのハト対策屋さんでは、卵への対応からハト対策はもちろん、フンの掃除も行っています。
フンによる感染症といった不安もあると思いますが、私たちがすみずみまで丁寧に、キレイに磨き上げますので、ご安心ください。
ハトでお困りの方は、お気軽にお問い合わせください!


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