鳩がうちのベランダで卵を生みました。どうしたらいいですか?

神奈川県 M.K様

最近ベランダに鳩がくるな〜くらいに思っていたのですが、ふとベランダに出たらコロっと白いものが転がっていました。

鳩の卵だとすぐ分かりました…。

鳩の卵って、捨てたり移動したりしてもいいのでしょうか?
それとも、このままヒナが生まれて巣立つのを待つしかありませんか?

いったいどうしたらいいのでしょうか?

巣立ちまで待つか、自治体や専門業者に相談をしましょう。

卵を産んだハト

こんにちは。
みんなのハト対策屋さんの遠藤です。

いつのまにか敷地内に産み落とされている鳩の卵…ビックリしますよね。

実際、庭の花壇やベランダに置いた植木鉢の中室外機の下などに「鳩に卵を生まれちゃって…」というお困りの声をたくさんいただきます。

巣という巣が見当たらないのに、突然ベランダにコロッと転がっていることもあります。

ヒナが生まれても困るし、卵を捨てたい!出て行ってほしい!
あなたのその気持ちはものすごく分かりますが、それは法律によりできないんです…。

鳩の卵を自分で駆除するのはNG。そっとしておいて!

実は、鳩は鳥獣保護法によって守られている生き物なんです。

許可なく傷つけることは禁止されているため、たとえ自分の敷地内であったとしても、勝手に鳩の卵を捨てることはできません。

「傷つけるわけじゃないし、卵の移動だけならいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、これも親鳥が卵を見捨てる行為につながりますのでNGです。

違反してしまうと、最悪の場合一年以下の懲役または百万円以下の罰金が課せられる場合もあります…。

そもそも、鳩は「空飛ぶネズミ」と言われるほど不衛生。
卵自体に菌が付いている可能性も高いので、むやみに触るべきではないんですね。

そのため、鳩の卵を見つけたときの対処は次の二択に限られます。

  1. ヒナが生まれて巣立つまで待つ
  2. 自治体や専門業者に相談をする

鳩の卵は、卵が産まれてから15〜20日程で孵化します。

「ヒナが巣立つまで待つなんて、とてもじゃないけどムリ…」という方は、早めに専門業者へ相談しましょう!

自治体でも相談を受け付けていますが、自治体が駆除のために動いてくれるわけではありません。鳩よけのアドバイスか、駆除の許可をもらうことになると思います。

どうしても対応に時間がかかる場合がありますので、お急ぎの方は専門業者へ任せましょう。

巣立ちまで見守る場合のリスク

卵を産んだハト

「仕方がないから、巣立ちまで見守ろうかな」という方もいるかもしれません。

もちろん、それも良いでしょう!
鳩も私たち人間と同じく必死に生きています。命の誕生から独り立ちまで、感動的なストーリーを目の当たりにできるかもしれません。

ですがその反面、鳩との共存におけるリスクもありますので、しっかりと理解した上で見守ってあげる必要があります。

卵の孵化から巣立ちまで、約1ヶ月ガマン

孵化から巣立ちまでの期間は約2週間〜1ヶ月ほど。抱卵の時期も含めますと40日前後かかります。

ちなみに、エサや営巣環境によってヒナの成長速度は変わってきます。

産卵から巣立ちまでの日数の目安は、次の表の通りです!

産卵からの日数 鳩の様子
1日〜18日 親鳥が卵を温める。
抱卵したまま、ほぼ動かない日が続く。
19日〜20日 孵化してヒナが生まれ、親鳥が交代でミルクを与える。
ヒナだけが巣に残る時間が多くなる。
21日〜29日 ヒナはどんどん成長する。
引き続き、親鳥が交代でエサを与える(ミルクだけではなく、昆虫をエサにすることもある)。ヒナもフンをし始める。
30日〜37日 羽が生えそろい、姿が親鳥に近づいてくる。
巣の周辺を歩き回るようになる。
38日〜42日 巣立ちに向け、羽ばたきの練習をし始める。
43日〜 成長したヒナが巣から飛び立つ。
飛び立ってから1週間ほどは巣に戻って寝泊まりする。

鳩は一度の産卵で二つの卵を産みますので、二匹のヒナが一緒に成長していきます。
子育て中は手出しをせず、優しく見守ってあげてください。

親鳥は「ピジョンミルク」という鳩特有のエサを、自分のくちばしから吐き出してヒナに与えます。

二匹のヒナからエサを「くれ!くれ!」と求められる様子はかなり激しく、初見の人はびっくりしてしまうかもしれませんね。

ハトの種類

みるみるうちに成長していく鳩ですが、必ずしも無事に巣立ってくれるわけではありません。

このように、巣立ちが上手くいかないパターンもあります。
ヒナが病気になることもありますし、悲しいことですが途中で育児放棄をする親鳥もいます。

可哀想ではありますが、こういった自然の厳しさを目にすることもあるんですね…。

フン害、騒音などの被害

鳩を見守る上で一番つらいのが、フン害や騒音などの被害です。

鳩のフンには様々な病原菌が含まれています。

病原菌を吸い込むことによって、クリプトコッカス症やニューカッスル病などの感染症にかかる恐れがあります。

ヒナも成長すれば親鳥と同じようにフンをしだすため、ベランダがフンだらけになるのは覚悟した方が良いでしょう。

もちろん、掃除も大変です…!

また、すでにあなたの家は鳩の家でもあります。鳩の好きな時間に、好きなように使われてしまっても文句は言えません。(言いたくなると思いますが…)

親鳥のバタつく羽音や鳴き声、さらにヒナの鳴き声が、昼だけではなく夜や朝方にもします。

このように、うるさくて眠れない…という人もいます。

フン害や騒音は、あなたの家だけの問題ではありません。
近隣住民の方にも関わる問題ですので、十分にお気をつけくださいね。

フンの正しい掃除方法は以下の記事で詳しく紹介していますので、合わせてご覧いただければと思います!

【関連】ハトのフンは危険!安全で正しい掃除方法とあなたがすべきハト対策

また巣を作られてしまう可能性も

鳩は、とても帰巣本能が高い生き物。

そのため一度住みつくと、その場所に何度でも何度でも帰ってきます。悪く言ってしまえば「とんでもなくシツコイ」のです。

加えて、一度ヒナが巣立った場所は安全とみなされ、鳩がより住みつきやすくなります。

鳩の巣立ちを見守ることは、あなたの家に鳩が永住することにも繋がるんですね…。

また、巣立ったヒナがパートナーを見つけて戻ってきたり、はたまた別な鳩カップルが新たに巣を作りにくる可能性もあります。

気づいたら家が鳩だらけなんてことにもなりかねません。

また巣を作られるなんてコリゴリですよね。

もう二度と巣をつくらせないためには、ヒナや親鳥が巣から飛び立ち、巣の周りに鳩がいなくなったタイミングですぐに巣を撤去することが大事です。

鳩の卵とさようなら!二度と巣を作らせないために

鳩があなたの家に二度と来ないようにするには、根気のいる対策が必要です。
もし巣立ちを見守ると決めたら、その後の鳩とのバトルも覚悟しましょう。

先ほど言った通り、鳩は一度住みつくとその場所に何度も帰ってきます。

その対策として有効なのが「鳩が嫌がる環境をつくる」こと。

具体的には、以下のようなものがあります。

  • ベランダには余計なものをおかず、スッキリさせておく
  • 常にキレイに掃除しておき、小枝の集まりやフンはすぐに片付ける
  • 鳩対策グッズを使用する

ベランダにはいらない荷物などを置きがちですが、それは鳩が安心できる場所を提供しているのと同じです。できるだけスッキリさせておきましょう。

また、常に清潔にしておくことも大事です。
フンがそのままになっていると、「ここは自分を脅かす者がいない、安全な場所」と認識してしまいます。

そして対策グッズを使うのも手。便利なグッズは個人でも手に入ります!
詳しい対策方法については、こちらの記事で解説しています。

卵への対応ならプロにおまかせを

「鳩に卵を生まれた…どうしよう」と考えているあなたへ。
ヒナが巣立つまで見守るのも良いですが、その際はリスクもつきまといます。

フンや鳴き声が気になったり、無事育っているか不安になったり…、巣立ちまでの約1ヶ月は気が気じゃないと思います。

「1ヶ月間ガマンできる気がしないな…」という方は、まずは自治体・専門業者に相談しましょう。

専門家に頼めば、意外とあっさり解決することも。

私たちみんなのハト対策屋さんでは、卵への対応から鳩対策はもちろん、フンの掃除も行っています。即日対応も可です。

鳩の被害による不安を解消し、安心の生活をお約束します。
お困りの方は、お気軽にお問い合わせくださいね!

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